ウィリエール・トリエスティーナ(Wilier Triestina)は、イタリアの競技用自転車メーカー。1906年、イタリアのベネチア郊外で自転車の製造を開始した。通称、ウィリエール(Wilier)。主にロードバイクを生産している。流れるようなラインのおしゃれなロゴが特徴的なウィリエールは、イタリアメーカーらしいデザインの美しさも大きな魅力の一つ。決して派手に着飾るのではなく、単色のフレーム塗装にワンポイントで注し色をしたり、比較的オーソドックスなフレーム形状など、さりげないおしゃれを演出している。1949年にはフィオレンツォ・マーニがジロ・デ・イタリアを制覇し、1949年と1950年にはツール・ド・フランスでも大きな成功を収めた。近年プロチームのスポンサードも積極的に行っており、'97年にはメルカトーネウーノにフレームを供給。マルコ・パンターニが、ツールのラルプ・デュエズのステージで優勝。現在でも世界選手権優勝をはじめ、多くの勝利に貢献するカーボンバイクをリリース。ここ数年は黄金時代に匹敵する輝かしい戦歴を誇る。世界選手権自転車競技大会ロードレース2008では同社のCento 1がデビューウィンを飾っている。
※情報はwikipediaより抜粋